ビジョン
光グループが描く明日とは~インフラ整備を担う私たちの「理想の姿」~
MEMBERS
-
- 光舗道建設 代表取締役
- 光アスコン 常務取締役
李 武賢
-
- 光工業 専務取締役
藤井 伊三美
-
- 光工業 代表取締役
- 光アスコン 代表取締役
- 光舗道建設 代表取締役会長
- 関西土木技術センター
代表取締役会長
喜多川 光世
-
- 光工業 専務取締役
金川 俊明
-
- 関西土木技術センター 代表取締役
竹内 功
- 光工業 代表取締役
- 光アスコン 代表取締役
- 光舗道建設 代表取締役会長
- 関西土木技術センター
代表取締役会長
喜多川 光世
- 光工業 専務取締役
藤井 伊三美
- 光舗道建設 代表取締役
- 光アスコン 常務取締役
李 武賢
- 光工業 専務取締役
金川 俊明
- 関西土木技術センター 代表取締役
竹内 功
まずは、グループ全体の将来的な理想の姿、目標などについて、
喜多川社長からお話しいただけますか。
関わる全ての人にとって
なくてはならない会社へ
私たちが目指す良い会社とは、お客様、従業員、パートナー、社会にとって大切にしたい会社として、繁栄し続けることを望まれる会社です。それが理想の姿、「良い会社」です。そのために光グループは、お客様とは「私たちに発注いただく顧客はもとより、私たちの提供するサービス及び商品を使用するエンドユーザーまでを含む全ての人たち」であり、事業は「インフラ整備を手掛けるサービス業」であると定義しています。
最終構築物だけではなく、営業から工事・調査・製造・中間処理・アフターサービスに至る全てが私たちの商品です。理想の姿に近づくためには、基本価値を提供することは当然のこととして、感動・感激・感謝していただくために、事前期待~こんなモノがあったら、こんなことをしてくれたら嬉しいな~を察知し、提供することを徹底したい。事前期待を超えると実感をしていただける付加価値(サービス)を、いかに提供するかに心を配ることが必要です。熱い想いを持って付加価値を提供し、明日のインフラ整備事業のモデルを作り上げていきたいと考えています。
お客様に愛され支持される会社を実現するために、家族の期待と責任を一身に背負っている私たちが一生幸せに暮らすために、未来に向かって安定、安心できる生活を継続していくために、数値計画と方針を明確にし、何をしなければならないのか、何をしてはいけないのかを行動計画にします。その計画の基本となるものが中期経営計画であり、平凡な私たちが非凡なことを成すために当たり前のことを当たり前に徹底してやりぬくこと…「凡事徹底」をスローガンとして実行しています。
- 喜多川
グループの理想の姿を、それぞれの会社が連携して形づくっていかれるのだと思います。
各社・各部署が掲げる「目標」はどういったものでしょうか?
膨大な数の「お客様アンケート」
お客様の声を共有し
次に生かすサイクルを徹底。
光工業の営業部としては、まずは、会社としての安定性を保つためには、やはり安定受注が目標です。この仕事はフロービジネスではあるのですが、今後いかにストックビジネス化していくかを考えています。では、何がストックビジネスか。官公庁は入札ですが、受注確率を高めるために、過去の工事実績や提案内容が評価される総合評価における受注を上げたい。これは工事部と密に情報共有して取り組んでいるところです。また民間企業でいえば、リピート受注を増やしていくこと。これは、いかにお客様に満足していただくかということに尽きるんですね。ですから「お客様アンケート」に力を注ぎ、お客様の声を現場に反映するよう工事部と共有しながら進めています。
- 藤井
そこで、工事部門としてお客様満足を得るために何をするか…ということですが、まず、工事の目的を明確にすることを徹底しています。それを現場に落とし込む。安全、品質、出来形、工程管理も然り。結果だけではなく「プロセス」も見ていただいて、事前期待を上回るモノとサービスを提供することを目指しています。熱い気持ち、ハートをもって仕事に取り組むよう工事部員には周知しています。工事の目的を理解し、目的を達成するための計画を立案し、PDCAをしっかり回すことで、お客様に熱い気持ちが伝われば、お客様の満足度の向上に繋がり、しいては「繁栄しつづけることを望まれる会社」、「なくてはならない会社」に繋がっていくと思っています。
- 金川
事業でいうと「光舗道建設」も同様ではありますが、京都ではなく滋賀県に本社をおく光グループの唯一の会社であり、歴史的にも浅いため、まずは「地域での認知度NO.1企業」になることを目指しています。光工業の支店から独立し、地域と密に触れ合い、貢献することを目的として設立された会社ですので、滋賀県でさらに存在感のある会社にしていきたいです。
- 李
光アスコン クリーンセンター コントロール室の様子
仕事ぶりを見てもらう意識が
技術や品質向上につながっています。
「光アスコン」と「関西土木技術センター」は、事業内容は違うけれど、目指すベクトルは共通です。
- 喜多川
「光アスコン」は「アスファルト合材の製造」「廃棄物処理」「廃棄物のリサイクル」という3つの業態から成る会社です。それぞれの業種で業界をリードし同業他社の方々に見本としていただけるような会社になることを大きな目標としています。
- 李
Q そのために何か意識されていることはありますか?
現場(工場)がショールームであるという意識もみな持っているよなぁ。
- 喜多川
そうですね。光アスコンは、グループで唯一、プラントという定置設備の中で仕事をしています。また、来場されるお客様やプラント見学に来られる方々も多いため、自分たちの整備したプラントや仕事をするプロセスを見ていただくことも商品であるという意識は浸透していると思います。それが、仕事へのモチベーションにもなりますし、技術や品質の向上にも繋がっています。
- 李
社員一人ひとりの技術力こそが最大の強み
「資格」という目に見えるものが
技術力訴求にも目標にもなる。
「関西土木技術センター」は、調査・測量の「技術」こそが最大の商品であり、関西土木ブランドの土台だと思っています。高い調査品質を提供することはもちろんですが、技術力を対外的に納得いただける根拠のひとつが「資格」でしょう。今は19名の社員のうち3名が技術士(国家資格取得者)ですが、これは誇れるものだと自負しています。
中期経営計画では、さらに有資格者の増員を目標に掲げています。近年、スクラップアンドビルドの時代から維持管理の時代になってきています。非破壊検査技術者やコンクリート診断士など、これまで以上に幅広い技術の習得が必要となってきました。関連業務へもアンテナを高く上げて、顧客の事前期待を上回る付加価値を提供していきたいです。
- 竹内
「目標実現のために、あらゆる階層でPDCAを徹底されているとのことですが、
社員様へはどのようにして意識の浸透を図っているのですか?」
現場でも「凡事徹底」で常に完成度の高い仕上がりを目指す
全員協力して
お客様に喜んでもらおうという意識は、
光グループの社風でしょうね。
しくみは、基本的にはグループ全社共通なんです。中期経営計画があり、会社の社長が掲げる単年度所信と数値計画があり、それを落とし込んだ部や課やセンターの行動計画があり、個人ごとにどのような能力を伸ばしていくのかを上司と共にすり合わせをし、実行する個人別能力向上目標シートがあります。
私たちは天才の集団ではありません。しかし、あたり前のことをあたり前に徹底してやっていけば、必ず非凡な結果が生まれます。中期経営計画のスローガンを「凡事徹底」としていますが、それが、光グループが自分たちの持ち味を一番生かせるやり方だと考えています。
- 喜多川
目標に対しての進捗確認や分析は、どの会社もミーティングの機会に話し合っていますね。社員にも経営数値をオープンにしています。自分が携わっているところがどういう成果を出したか解るようにして、説明もしているわけです。また、日々進化する技術に貪欲にチャレンジする気持ちを持ち続けるような雰囲気をつくることにもこだわっています。
- 李
光さんは真面目やという声をよくいただきます。私たちは、光グループ全体で一体となってひとつのものを提供するんだと思っているんです。こと「協力体制」ということでいうと、ひとつのことに協力し合うという社風がもともとあると思います。それも光グループの強みだと思いますよ。
- 金川
最後に、会社の未来を一緒に作って行かれる社員様、これから入社される方々に
喜多川社長からメッセ―ジをお願いします。
凡事を徹底して行えば
必ず非凡な結果が生まれます。
縁あって同じグループにいる人間ですので、この縁を大事にしていきたいと思っています。会社がお給料をもらうだけの場であるのは悲しすぎる。一日の大半の時間を会社で過ごすわけですから、楽しいにこしたことはないはず。しんどい場面もあるやろうけれど、自己成長のツールとして、いずれ自らの血となり肉となっていくんやと感じてほしい。人間的にも、技術やスキルの面でも、会社を自己実現の場と考えてほしいなと思います。
各々の能力が向上していくことで、やりがいを感じられる会社になる。個々の力が会社の力を向上させ、経営を安定させ、さらなる発展につながるんです。その結果として、私たちにとって、顧客にとって、パートナーにとって、社会にとって「良い会社」にしていきたいと思っています。
- 喜多川